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月経血幹細胞
月経血幹細胞とは
月経血いわゆる生理の血には、近年非常に注目を浴びている、幹細胞が多く含まれていることが分かってきました。
幹細胞とは身体がダメージを受けた際に修復するための、「新しい細胞を補う力」をもった存在であり、脂肪や脊髄、歯髄、臍帯など身体の様々な部位に存在します。
そのなかで月経血幹細胞は、他の幹細胞とどんな違いがあるのでしょうか。
ここからは「月経血幹細胞の特徴」をお伝えします。
01
非侵襲的に、痛みなく採取可能
脂肪や脊髄の幹細胞採取のように体に傷がついたり、採取の際に
痛みを伴うことがありません。
02
約25年間毎月採取可能
月経不順などがない限り、月経血幹細胞は約25年間毎月採取が可能です。
そのため長い間、安定的に幹細胞を確保することが可能です。
また冷凍保存が可能なため、必要な時に治療を受けることができます。
03
子宮内膜や卵巣機能向上に効果が高い
とされる
月経血幹細胞は子宮内膜由来ということもあり、子宮内膜や卵巣機能向上がアメリカや日本の研究で報告されています。
また月経周期に子宮内膜は再生と破壊を繰り返し、それは閉経まで続きます。月経が終わる度に、子宮内膜では、新たな幹細胞が誕生しているということです。
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